清代の古窯、今も現役 中國河北省任丘市の青レンガ作り

ソース:新華社作者: 2025-06-19 10:59

9日、任丘市出岸鎮のレンガ工房で青レンガを運ぶ作業員。(ドローンから、任丘=新華社配信/韓慧峰)

 中國河北省任丘市出岸鎮にある伝統的なレンガ工房には、清代の道光年間(1821~1850年)に建てられたレンガ窯が殘されている。1980年代に生産が再開され、伝統的な手仕事による青レンガづくりが今も続けられている。

 青レンガは、土の採取、乾燥、成形、窯入れ、焼成、窯出しなどの工程を経てつくられ、さまざまな古建築の修復に使用されている。

 任丘市は近年、古建築修復用青レンガの付加価値を高める取り組みに力を入れている。伝統的な青レンガに加え、文鎮や瑠璃(るり)瓦、動物の形をした屋根飾りなどの多様な製品の開発も進め、文化的な価値を深く掘り起こすとともに、伝統技術の継承と保護を図っている。

 この青レンガの製造技術は2012年、河北省の省級無形文化遺産に登録された。(記者/牟宇)

9日、任丘市出岸鎮のレンガ工房で瑠璃瓦にうわぐすりを塗る作業員。(任丘=新華社配信/韓慧峰)

9日、任丘市出岸鎮のレンガ工房で瑠璃瓦を並べる作業員。(任丘=新華社配信/韓慧峰)

9日、任丘市出岸鎮のレンガ工房で瓦に彫刻する作業員。(任丘=新華社配信/韓慧峰)

編集:董麗娜

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